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株式会社フランクリン・ジャパン

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日本で唯一、日本全国の落雷情報を提供
 観測地は全国30ヶ所!世界最高精度の雷観測ネットワークを導入し、日本全国、24時間リアルタイムに情報を発信しています。
 (Yahoo!JAPANの雷情報はフランクリン・ジャパンの提供です)。
 
②落雷証明書等の発行
 落雷事故の原因究明や雷害対策のための資料となる情報を提供しています。

  
企業ホームページ「株式会社フランクリン・ジャパン」LinkIcon

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 大川社長の一日は、朝は9時に出社し気象情報のモニターを見ることから始まります。
 フランクリン・ジャパンでは、リアルタイム雷情報を中心とする気象情報を、全国に提供しています。落雷発生から画面に情報が表示されるまで、わずか15秒。いち早く情報を得ることができるので、工場や鉄道などの安全確保にも欠かせないものなのです。その他、3時間ごとに、51時間先までの雷の起こりやすさを<高・中・低・無>の4段階で予測した発雷確率予報は、雷が発生しやすい場所や時間帯を地図上で確認でき、好評です。
 お取引先の半分以上はゴルフ場。プロゴルフトーナメントでも、気象情報を提供しているそうです!
 

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 日々の気象チェックから、関連企業との打合せ、社内会議、毎月の営業戦略の策定まで、多忙な大川社長の息抜きは、ゴルフの練習場に行くこと。
 よく行くゴルフ場では、「こういう商品をやっているから使ってみてよ」と、休みの日でもプチ営業をすることもあるそうです…。
 

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 小林さんは、気象予報士と営業担当として活躍しています。
 
①気象予報士
 予報当番の日は早朝5時から19時の勤務です。ゴルフの大会やイベントの開催に合わせて、6時、12時、16時と、1日3回、ピンポイントの気象予報をFAXで送ります。
 その他にも、お客様から問合わせが入ると、落雷状況や予測を含めた詳細な情報を送ります。花火大会の時は、22時まで勤務するそうです!私たちが楽しめるのも、小林さんのおかげですね。忙しそうにパソコンに向かう姿はまっすぐきれいで、仕事に一所懸命に向き合っていることが伝わってきました。
 

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②営業担当
 9時に出社し、午前中は落雷証明書を発行します。落雷証明書は、工場などで落雷により機械が故障してしまった時、保険請求をする際に必要となるものです。午後からは新規のお客様獲得に向け、提案書の作成をします。東海・四国地方の担当もしており、出張の日は朝からお客様を訪問します。 小林さんはプレゼンする際、その地域はどんな性格の人がいるのかまで調べることもあるそうです!天気以外のことも、しっかり分析するんですね。
 
 休日は、所属している地域のインディアカのチームでリフレッシュしているそうです。
 社会人になっても定期的に体を動かせるのは良いなと思いました。

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 大川社長がこの会社の社長に就任したのは、今年の
7月。
 
 フランクリン・ジャパンの立ち上げメンバーの一人で、5年間働いた後、親会社(株式会社サンコーシヤ)に戻っていました。設立当初から会社を支えてきた貴重な存在です。親会社の社員数は約300人でしたが、ここは20数人の会社。一人が複数の仕事を兼務する必要があり、組織としての成長が今後の課題だと感じているようです。
 
「社員はみな優秀で、いつも教わることばかり」と語る大川社長。社員さんからも学び、相互に助け合って一緒に仕事をしていることが伝わってきました。
「管理職や若い社員が信頼し協力し合える環境だから、うちの社風は「自由」で「のびのびしている」んだと思います」と語っていました。
 

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 私の中で“会社”という組織は、“社員が社長の言うことに従うもの”というイメージを持っていたので新鮮でした。

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 社内の人間関係については「若手の意見を拾ってくれる環境です。分からないなりに意見を言ってもちゃんと聞いてくれて、自分で考える力がつくように導いてくれますね」と話してくれました。自分の存在を受け止め、認めてもらえる喜びが成長に繋がっているようです。
 

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 忙しい仕事の合間に同僚の方々と話すことも楽しみのひとつ。勤務時間外や休日には、会社のゴルフ部の活動にも参加しているそうです。

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 社長が理想とする新入社員像は【自分で動ける人】
です。
 
「社員が自分から積極的に取り組んだことなら、失敗してしまっても、問題にしない」というのが、大川社長流の社員さんの育成方法。学生が今すべきことは、「まずは一所懸命勉強」だそうです。
 

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 その理由は、「仕事をする上で、ある程度知識レベルを高くしておかないと、分からないことが多い」から。私も社会人の方とお話するインターンシップに参加してみて、ある程度の教養を身につけておくべきだと感じました。

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 小林さんは中学生から大学生までサーフィンをよくやっていたそうで、「いい波が来るときの条件は?低気圧ってなんだろう?」そんな疑問から、天気に興味を持ちはじめ、気象予報士を目指したそうです。
 
 小林さんが入社当時から心がけているのは、「初心を忘れないことです。何件契約できるかではなく、結果はどうだったのか、より多くのお客様にきちんと確認することを重視しています」と語ってくれました。
 

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 学生へのアドバイスは、「データから分析すると、予報は雨のはずなのに、実際の天気は違う結果になったり、一所懸命やっても、営業活動がうまくいかない時もあります。でも、“次は頑張ろう”と切り替えることが大事」ということでした。

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大川孝幸 社長

「雷情報を広く知ってもらい、たくさんの方々に活用してもらいたい。落雷事故を防ぐことは、人々の安全を守ること。世の中から落雷事故を無くしたいと思っています。」

営業部兼気象予報部 小林万梨恵さん

「部署は決まっていても、パンフレット作りや広報の仕事の業務に携わることができることができるので楽しいです。この点は小規模な会社ならではの魅力だと思います。」

記者 磯部愛里

私も、花火大会や学校行事、野外コンサートの時にはチェックしたいと思いました!
雷情報はこちら
LinkIconhttp://www.franklinjapan.jp/contents/lightning-info/current/

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 取材を通して、一番感じたことは社長から社員さんへ、想いが受け継がれているということです。小林さんの好きな言葉を聞くと、「明日は明日の風が吹く」。実は、社長の好きな言葉が「All is well、なんとかなる」でした。一緒に仕事をする中で、社長と社員さんの考え方が似てくることもあるのかなと思いました。

 また、社長の「仕事とは『仮説と検証』だ」という言葉が印象深かったです。例えば「ここの工場では、雷情報を必要としているのではないか(仮説)」→「実際にご提案に伺ってみて、雷情報を必要としていることを確かめる(検証)」ということです。
 ここで私は、「大学の講義のレポートも、実は『仮説と検証』をしているんだ」ということに気がつきました。学生時代の勉強がこうして仕事に生かされていくんだ!と感じられたことは、大きな収穫になりました。

 学生から“社会人”になるためには、目の前の大きな階段を上らなければなりません。学生のうちから積み木を重ねるように、日々『仮説と検証』の予行練習をしておけば、社会人になった時、自信を持ってその階段に向き合い、一歩を踏み出せるのではないかと思いました。

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磯部愛里
桜美林大学 2年生