株式会社アスペア
WEBアプリーケーションの開発力を強みとした、ITサービス提供事業
自社サービス開発事業
・組織内利用に特化したSNSのコンテンツ開発
(社内のコミュニケーションの円滑化を図る社内報WEBサイトの構築)
・出版社向けのクラウド型WEBプラットフォームの構築
(紙媒体の雑誌と連動し、読者同士の情報共有や有料コンテンツの提供ができるWEBサイト)
その他、WEBサイトの集客戦略支援や、スマートフォン対応のアプリ企画開発、ネットセキュリティサービス等、最新のWEBシステム開発に取り組んでいます。
インターネットは今や生活の一部。スマートフォンのアプリやSNSは、私たち学生にとっても、欠かせないものとなっています。「アスペアの提供するサービスにより、豊かな世の中を作ることが、私たちの使命」と語る加藤会長。アスペアは、WEB事業を展開する企業様に付加価値の高いサービスを提供しようと、システム開発の企画から集客、運営までをサポートしています。
加藤会長の考える一番の経営課題は、どのような人を採用するかということです。「我々の仕事の主役は『人』です。IT産業はソフトウェアやネットワーク等、目には見えない世界。いいシステムを創りあげていくためには、お客様が求めている本質の部分を掴めるかどうかが勝負。技術よりも『人』で決まると考えています」。だから経営者自らが会社説明会や採用イベントに行くのは当然の事ととらえているそうです。「創業の想い、理念、今後の展望を直接話すことでミスマッチも起きにくくなると思う」と語ってくれました。
アスペアで求めている人材は、「向上心のある人」です。驚いたことに、社員さんの出身学部は約6割が“文系”なのです。IT=“理系”という印象を持っていたのですが、技術や知識のない人でも「この世界で飯を食っていくんだ!」という強い思いを胸にがむしゃらに頑張れば、プロフェッショナルになることができるそうです。
休日は、スポーツ、音楽・美術鑑賞、落語鑑賞などの趣味を楽しんでいて、特に落語は、ビジネスの場面でも活用しているそう。そのお話は、加藤会長の<過去>の中でご紹介したいと思います!
渡辺さんのお仕事はシステムエンジニア(SE)。お客様がイメージしている理想のシステムを実現するために、社内で構築までのスケジュールや、必要なノウハウを持ち寄り、リーダーを中心に考えていきます。提案の方向性が決定すれば、SEである渡辺さんの出番です。システム設計、プログラミング、運用テストいう一連の流れを繰り返し、お客様への納品に向けて仲間と協力しながら仕事を進めていきます。
仕事をする際、意識していることは二つ先のことを考えて動くことです。以前、ポイント制ネットショップサイトの機能追加と改修をアスペアで請け負った際に、渡辺さんはまず、お客様の要望を反映させた画面イメージと、動作挙動をまとめた設計図の作成を行いました。「プロジェクト当初の作業工程には、『画面イメージを作成する』という工程は存在しませんでした」という渡辺さん。初期段階から「画面イメージ」という具体的なものを提示することで、お客様の描くイメージとのギャップを早い段階で解消することができるのではないかと考えました。与えられた仕様書の先に、サイトが完成し、運営されるところまでを想像することで、お客様の満足に繋げる。渡辺さんの真面目さや、仕事に対しての丁寧さが伝わってきます。
プライベートについては、お話を聞く前、SEは職業柄、ハードワークで休日もなかなか取れないというイメージがあったのですが、アスペアでは土日はもちろん、誕生月には“誕生日休暇”が1日取得できるなど、自分の時間もしっかりとれるそうです。面白い制度ですね!
アスペアの目指す社風は「自由闊達」、そして「自立と自律」です。
職場では、会長が目の前にいても普段通り仕事ができる雰囲気作りができていました。会社の会長が目の前にいても緊張しないなんて、学生の私には驚きです!
加藤会長は青森出身で、東京青森県人会の常任理事を務めています。偶然にも私の両親も青森出身と伝えると、嬉しそうな表情で「ぜひ会ってみたいなぁ…」と言っていただき、人との繋がりや地元を大切にしている温かい人柄も、社風をつくっている要素の一つなのかなと感じました。のびのびとした「自由闊達」な職場の空気感は印象的でした。
もう一つが「自立と自律」です。「自立」は、仕事上で一人前になること。「自律」は、例えばお客様により良いモノを提案するために、自己成長していくことや、うまくいかなかったとき、反省や振り返りができる姿勢を絶やさないこと。笑顔で迎えてくれる親しみやすい雰囲気の中にも、仕事に取り組む姿勢にはピリッとした緊張感がある。独自の社風が浸透していることが伝わってきました。
職場の雰囲気は、「いい意味で凄く気楽に仕事ができる現場です(笑)。先輩・上司も自分の声にもしっかり耳を傾けてくれ、意見も伝えやすく風通しが良い。仕事をするときはしっかりやるという感じ」と答えてくれました。この答えが、渡辺さんからスッと自然に出てきたのがとても印象的でした。
また、加藤会長には、仕事はもちろん、地元青森のお酒を紹介してもらったりと、「プライベートでも面倒を見てもらっているんです」と教えてくれました!アットホームな雰囲気がこちらにも伝わってきます。
加藤会長は工学部機械工学科の出身。ソフトウェアの技術者として仕事にも慣れてきた頃、突然営業職になりました。人前で喋ることが自他ともに認める程苦手な加藤会長は「私、青森出身でなまっていて人前で話せない」と断り続けたそうですが、上司に何度も説得されるうちに、技術者としての経験を活かし活躍することができるかもしれないと、営業職への転身を決心したそうです。
営業の場面では、質問のパターンをいくつも用意し、お客様自身に課題や問題点を語ってもらうことで苦手を克服。元々技術者であるという強みを発揮し、ついには年間契約トップ、社長賞までとれる営業マンになったのです。この経験から「欠点は裏返せば長所にもなる。何事もやる前にダメだと思わず、どう壁を乗り越えるか考えることが重要だ」と話してくれました。そして、お客様の心を読み取るのに役立ったのが、趣味でもある落語だったそう。趣味も仕事に繋がるんですね!
壁にぶつかったときこそ正念場。そこを乗り越えることで自分自身が成長するのだと感じました。
実は渡辺さんも文系出身。入社後の研修で技術や知識をゼロから学び、今では加藤会長からも安心して仕事が任せられると、太鼓判を押されるまでになりました。教育熱心な企業だということが伝わってきただけでなく、面接の際、会長とエンジニアの方が親しく話をしていて「なんだかあったかい会社だなと思ったことも理由の一つですね。入社4年目ですが、今も職場への不満はないんですよ」と答えてくれました。
大卒者の3割以上が3年以内に離職していく時代で、こんな職場にめぐり会えるなんて、本当に素敵なことだと思います。
加藤 雄一 会長
アスペアは大手上場企業から地元企業まで、たくさんのお取引先や、提携企業様から評価を受けています。
教育もしっかりしていますから、経験の無い人でもレベルの高い技術力を身につけることができるはずです!
システム開発部 渡辺 奏
お客様や先輩とのコミュニケーションは大切ですが、「何かを作りたい!」「IT業界でこういうことがやりたい!」というモチベーションがあれば、学ぶ環境は整っています!
拓殖大学 3年生
K・S
取材に行く前はIT系の会社は個々がパソコンに向かって淡々と作業をしていて、静かな現場というイメージを持っていました。しかし、とても明るい人たちばかりで、みんながコミュニケーションを取り合っていて、賑やかさのある職場でした。
また、加藤会長のお話では、仕事と『落語』が結びつくという意外な発見もありました。早速、加藤会長がおススメしてくれた桂小文治さんの落語を、私も聞いてみました。テンポよく情景が自然と浮かんできて、「これは想像力が身に付いてとてもいいな」と思いました。楽しみながら努力も惜しまない。加藤会長の人間性や、人や地元を愛するあたたかさが、そのまま会社の雰囲気になっている…、そんな感じがして、心から「いい会社」だと思いました。
この取材で自分が「いい会社」と思うポイントは人間関係。 まさに『人』の部分だということを見つけられました。上司と部下が信頼し合い、支え合いながら、笑顔が生まれるような場所で働きたいと思いました!